ロシアン・バレエ・アソシエーションとは?

 ソサエティ・オブ・ロシアン・スタイル(本部イギリス)から発展し、1977年に新たに設立されたバレエ協会(本部スイス 会長ハンス・マイスター氏)。年齢に応じて建設的にクラシックバレエを学ぶことを目的としています。(日本支部長 前田有加子氏)

 ワガノワバレエ教授法とは?

 語るまでもなく、バレエ界では世界的に有名な教授法でロシアのアグリッピナ・ワガノワが確立しました。270年あまりの歴史ある教授法です。

 

 当教室は、この二つの指導法を取り入れています。

ワガノワバレエ教授法は、プロを育てることに重きが置かれています。クラシックバレエの技法取得のために不可欠なターンアウト(脚を180度開くこと)や、超人的な柔軟性など、恵まれた身体条件の人でないと、教授法通りに正確に踊ることが難しいとされています。

 その部分を補うのが、ロシアン・バレエ・アソシエーションの技法です。この技法を使うことで、身体条件の整わない人でも、ワガノワバレエ教授法に基づいて踊ることが出来ます。

 どちらの教授法も、建設的に的確な理論に基づいて、レッスンを形成していきます。生徒たちの年齢に応じて、生徒のみなさんが、「自身で考える」レッスンをしていきますので、頭で考えながら、音楽に合わせて身体を動かすことで、心身ともに育まれていく、そんなクラスを心がけています。